HQ-110 Product Detecter

ハマーランドHQ-110受信機のプロダクト検波回路ですが
一寸変わっていると思います。

IFアンプのV6 6AZ8の五極管部分がそれです。

BFO信号が矢印の様にG1にIF信号と共に印加されプレートに
両方の信号は勿論 差分信号(ビート)も出力しますがビートだけ
が右の赤矢印の様に取り出されて最終的にファンクションSWを介
してR30のAUDIO GAINまで戻ってきて目的を達する回路になって
います。


注意すべき箇所があります。

IFTとV6AのG1の接続で回路図ではGIMMICKなるコンデンサーで
小容量のCですが実際には数センチの撚線で構成された構造です。
又 ここでは表示されてはないですがBFOの信号が3pFの小容量で
取り出しており G1側とつり合っています。

尚 BFOはV6の3極管部を使っていて周波数の調節はハマーランドお得意のコイル内のコアーを出し入れする方法です。

標準的なプロダクト検波の回路 真空管を使った回路の例
SSBハンドブックのプロダクト検波回路

図示のごとく6BE6を使っています、多くの例があります。
第3グリッドの入力を適度に絞る必要があります。

6BE6を使うPDはR388シリーズ等でBFOの6BA6を6BE6に差し替えて配線を変更する事によりSSB/CW信号を快適に受信可能とする改造が有名です。
ハリクラSX-146のプロダクト検波回路

6C4(12AT7)を使いIF信号をグリッドに印加し、カソードにBFO信号を加えて目的を達する構造。
この方式はコリンズの75Sシリーズでもお馴染みでしょう。
簡単な回路のわりには好結果が得られます。


半導体のプロダクト検波回路

FT-901のプロダクト検波回路
IF信号をT701の中点へ入力し、低周波信号をD705/D707の間から取り出しています。
FT-101Zシリーズも同じ回路です。
FRDX-400のプロダクト検波回路
IF信号はL117の中点へ入力し、低周波信号をD107/D108の間から取り出す回路でFT-901のと殆ど同じです。